【生前退位】新元号はいつから?候補を予想してみたら意外な事実が判明

前に、天皇陛下が生前退位の意向を表明されたことは既に有名ですね。

近代では前例がないことだったので、色々と関係各所が混乱している状態が続いています。

新しい元号はどうするの?
退位した陛下はなんていう呼び方になるの?

などなど。

今回は、この辺について詳しくお話していこうと思います。

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生前退位を表明された天皇陛下

天皇陛下が生前退位を望まれているというニュースが日本中を驚かせましたね。ご存命の間に天皇という位を現在の皇太子に譲るというものが、今回の生前退位の内容になります。

陛下もご高齢ですし、いくつかの病気を抱えながらのご公務も相当大変だったのではないかと思います。万全の状態で公務を遂行できないということに責任を感じられ、今回生前退位の意向を表明されたのではないかと言われています。

国民のほとんどは、陛下のご意思を尊重していることと思いますが、簡単にはいかない事情がいつくもあります。次の項で見ていきましょう。

 

生前退位による問題点

今回の生前退位にはいくつかの問題点があります。その問題点をどう解決したらいいかというのは、皇室・内閣を悩ませているところでしょう。具体的にどういう問題点があるか見ていきましょう。

皇室典範を改正しないといけない?

皇室内の色々な決まりが書かれた皇室典範というものがありますが、この皇室典範には生前退位を認める記述が無いんです。第4条に「天皇が崩じたときは、皇嗣が、直ちに即位する」という規定があり、これは陛下が崩御されるまでは在位をするものという意味です。

じゃあ、書き換えたらいいんじゃない?と思いますが、皇室典範を改正するのも一筋縄ではいかない事情があるんですね。生前退位を認める内容に制定してしまうと、今後皇位継承に混乱が生じたり、皇位継承を政治的に利用し、皇室の安定を損なってしまう恐れもありますので慎重に行わなければいけません。(歴史的に、政治権力者によって退位を強要されたケースもある)

新元号になるのはいつから?

もちろん、皇位が変わるということは元号が変わるということです。今までは、例えば昭和天皇が崩御されたときに「平成」という元号に変ったかと思いますが、今回は陛下がご生前の内に皇位が変わるということなので、いつから元号を変えたらいいのかという問題が発生してしまいます。

これについては、2019年1月1日から現在の皇太子に天皇という位を譲位すると検討されているそうです。ですので、このままいけばあと一年ちょっとで新元号に変るということですね。

退位された後の地位はどうなるの?

天皇が生前退位されるということは、天皇という称号ではなくなるということなので、次にどんな呼び方(位)になるのかも気になるところですよね。歴史的に見れば「太上天皇(上皇)」が次の称号として有力視されていますが、実際のところどうなるかはまだ具体的には決まっていません。

退位された後のご公務は?

天皇を退位された後も、少しはご公務をされるとなると、法的にどういったものができて、どういったものができないのかも決めていなければいけません。この辺については法と憲法の位置づけなどが複雑に絡み合ってくる問題ですね。

退位された後のお住まいは?

天皇陛下は皇居内にお住いになっていますが、天皇を退位された後はどちらにお住まいになるのかも気になるところです。皇室方々がお住まいの土地として赤坂御用地などもありますが、皇居や赤坂御用地などに別に御所を設けるのか、そういった細かい部分も決めなければいけません。

 

これらの問題を解決するために、一代だけに有効な特例法案を制定する動きも本格化してきています。今回に限り有効な法律ということなので、今後ずっと混乱を招くというのは避けられるんじゃないかという考えられています。

 

新元号の候補は既に予想されている!

平成の次はどんな元号になるのか気になりますよね!

2017年1月には、

新元号の検討に入った

というニュースが各メディアを賑わせました。本格的に新元号について色々検討しているということでしょうけど、国民にまで候補が伝わってくることはないですね・・・。余計に気になってしまいます。

ネット上では、新元号について様々な噂がはびこっています・・・。中でも、ネット上の掲示板に現れた未来人の予言(?)によると、次の元号は、

安始

になるそうですよ笑
信ぴょう性はわかりませんが、いかにもありそうな感じですよね^^;

ちなみに、読み方は「やすし」だそうです。うん・・・これはなさそうですね笑。人の名前みたいな元号にはしないでしょさすがに!

2018年の前半には正式に新しい元号の発表があるんじゃないかと予想されているのでそれを楽しみに待ちましょう。

 

新元号に選出されるためにはいくつかの条件がある

実は、どんな言葉でも元号で使われる可能性があるわけではないらしいです。そりゃそうでしょって感じかもしれませんが、以下にいくつか条件を上げます。

  1. 今まで元号として使われたことがあるやつはNG
  2. 今まで使われた元号と同じアルファベット頭文字は使わない
  3. 日本国民にとって良い意味・内容のもの
  4. 俗用されている言葉はNG
  5. 読みにくい言葉はNG
  6. 書きにくい言葉はNG

ほうほう。なかなか興味深いですね。
中でも重要だなと思うのが、上記2番の、今まで使われた元号と同じアルファベット頭文字は使わないというやつですね。これは地味に大切だと思うんです。

例えば、平成はHという頭文字ですよね。次の元号も頭文字がHだったら、書類なんかでかなりややこしくなりますよね。H2年がどっちの元号なのかわからない・・・といった感じで。

とはいえ、流石に何百年も前の元号と頭文字が被っても問題は無さそうですけどね^^;
あくまで、最近の元号で使われたアルファベット頭文字の使用は禁止ということなのかもしれません。

 

「平成」になる時も候補はいくつかあった!

今から約30年ほど前に「平成」という元号に変ったわけですが、その時ももちろん平成以外の候補がいくつかあったそうです。

その他の候補は、

「修文」
「正化」

この2つだったそうです。
この候補の存在については週刊誌で具体的に報道されました。候補が漏洩してしまったという話もあります。

しかし、この2つの候補、どちらもアルファベット頭文字がSで、昭和と被るんですよね(^^;)上記の項で紹介した「今まで使われた元号と同じアルファベット頭文字は使わない」という条件に当てはめると完全にアウトですね。

そうしたことから、全員一致で「平成」に正式決定したそうですよ。

 

まとめ

個人的には、元号として制定されるためにはいくつか条件があるなんて今回初めて知りました。元号は重要なことですし、適当に制定できないようになってるんですね。

平成の次はどんな時代になるのか楽しみ半分不安も半分ですね。これからの動向を期待しましょう!

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