礼服(略礼服)にもグレードがあった!結婚式・葬式でベストな礼服の選び方

以前、礼服について詳しく解説した記事を書きましたが、その記事では主に礼服の種類について触れてきました。(燕尾服・モーニングコート・タキシード・略礼服)

↓↓詳しくはこちらの記事を参照↓↓

 

今回は、礼服の中でも、略礼服についてもっと詳しく掘り下げていこうと思います。

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略礼服とは?

略礼服は、礼服の中でも一番位の低いものになります。一番ポピュラーで「ザ・礼服」といった感じでしょうか。みなさんが礼服と聞いて一番最初に思い浮かべるものが略礼服だと思っても大丈夫だと思います。

形も、普通のスーツとほぼ変わらないので、「ただ黒いだけのスーツ」と思ってしまいがちです。実際は略礼服とビジネススーツでは、黒の深みが全然違いますが。

また、略礼服は一着でお葬式も結婚式もいけちゃいます。ネクタイの色だけ変えたら大丈夫です。(結婚式は白いネクタイ、お葬式は黒いネクタイ、など)

 

略礼服にもグレードがあった!

以前礼服に関する記事でも書きましたが、礼服には階級というものが存在し、燕尾服・モーニングコートが一番格式が高く、その次にタキシード、その次に略礼服といった感じで階級が下がっていきます。階級が高い礼服ほど、着ていく場所も格式が高い場所ということになります。
↓↓詳しくはこちらの記事を参照↓↓

 

しかし、一番位が下のはずの略礼服の中でも更にグレードが存在することが判明しました!

略礼服の中で更に名称がいくつも分かれているとかではないですが・・・。どういうことなのか詳しく見ていきましょう。

黒の深み

そもそも礼服というもの自体が、普通のスーツとは全く黒の深みが違うものですが、その礼服の中でも更に黒の深みに種類があります。特に、一番ポピュラーな略礼服で違いがはっきり分かれます。

簡単な話、
安い略礼服は黒が薄い
高い略礼服が黒が濃い
といった感じです(^^;)

スーツ屋さんで略礼服の値段別に並べて見てみたらわかりやすいですが、安い物は若干グレーがかってます。それでもビジネススーツの黒よりは濃いですが。

値段が高くなるにつれて黒も濃くなっていって、その違いは一目瞭然です。

ではなぜ安い物は黒が薄くなってしまうんでしょうか?

それは生地の作り方にあります。
安い生地は、繊維の密度が薄いモノがほとんどです。黒い糸の密度が薄いということなので、当然全体的な黒の濃さも変わってきますよね。値段が高い生地は、繊維の密度も高く、より黒々としています。

生地のツヤ感

値段が高い略礼服になってくると、生地の色もより黒々としていますが、同時に生地自体にツヤ感があります。これは上記で申し上げた通り、繊維の密集度が高いからです。

礼服というのは必ず、黒が濃くなるということに比例してツヤも増してくると思って頂いて結構です。黒とツヤというのはセットなんですね。

 

礼服の「黒さ」と「ツヤ」は気持ちを表現するポイント

礼服を着るということは自己表現の内の一つです。これは服を着るという行為自体そう言えますが、やはりフォーマルな場になればなるほど、身なりというのが相手に対する気持ちを表現できるポイントになってきます。もちろん失礼の無いように注意しないといけません。

ですので、一般的に、

黒くツヤがある礼服を着る=対象者に対する思い入れの強さ

を表現しているということになります。

結婚式なら新郎新婦、お葬式なら故人。
その人に対する気持ち(祝福・哀悼)の大きさが礼服の黒さやツヤの度合いで表現されるようになっているんですね。なので、そういう場に出席する場合は、できれば高級な礼服を用意したいと思うわけです。

 

まとめ

黒くツヤがある礼服になってくると、値段もそれなりに上がってきますが、礼服というものはビジネススーツとは違ってそんなに頻繁に買い替えるものではないので、一着は少し高級なものを持っているといいと思います。

結婚式は予定が立ってますが、お葬式は突然やってきますので、礼服も前もって準備しておきたいですね。

↓↓礼服に関する詳細はこちらも参照ください↓↓

 

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