パソコンを使って手軽に作曲をしてみたいけど、どんな物を揃えたらいいか分からないという人は多いと思います。楽器屋さんに行って聞くのも面倒だし・・・かといって誰に質問したらいいか分からないし・・・と言った感じでしょうか^^;
この記事を読めば全部解決できるようにしました!
是非参考にしていただき、
一人でも多くの人が音楽を作る喜びを感じてもらえたらいいなと思います。
ちなみに、パソコンを使って作曲することをDTMといいます。
デスクトップミュージックの頭文字ですね!
パソコンを使った作曲の具体的なやり方についてはこちらを参照。
パソコン(PC)を使った作曲って具体的にどんな作業をしてるの?仕組・内容を解説
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絶対に必要なもの1 パソコン
当たり前ですが、パソコンは絶対に必要になります^^;
パソコンを使って作曲するわけですからね。新しく買わなくても現在使用中のパソコンに音楽編集ソフトを入れるだけですぐに作曲が始められます。(使用可能な環境であればですが・・・)
windowsとmacだったらどっちがいいの?
「音楽系にはmacが強いんでしょ?」という質問をよくされますが、正直今の時代windowsでもmacでもどちらでも大丈夫です。
windows専用やmac専用など、使うOSを限定した音楽ソフトは少なくなってきてますし(昔はmacが強かった)、大抵のソフトはwindowsもmacも両方使えます。
パソコンのスペックはどれぐらい必要?メモリやCPUなど
スペックは良いやつに越したことはありませんが、新品で市販されているもので平均的なスペックの物だったらむちゃくちゃ高性能なパソコンでなくても大丈夫です!ただ、タブレット端末やその他簡易的なパソコンでは不向きなのである程度は気にする必要はあります。
メモリは8GB、CPUはcore i7程度あれば余裕じゃないですかね!
この辺は時代の流れですぐに変更されていくので、あくまでその時代に市販されている平均のスペックのものであれば大丈夫と思って頂ければ結構です。
本格的に作曲をするつもりの方は、高スペックなPCを用意するようにしましょう。
絶対に必要なもの2 オーディオインターフェース(I/O)
これも必須アイテムですね。一体何に使うのかというと、簡単に言えば、
- 音をPCに取り込む(録音)
- 音をPCから取り出す(再生)
このために使われますね。音のステーションだと思って頂ければ結構です。オーディオインターフェースが無かったら録音も再生もできません。
PC内蔵マイクを使ったり、PC内蔵再生機を使えばオーディオインターフェースいらないんじゃない?と思った方は少し知識のある方ですね^^;
確かにそうではあるんですが、PC内蔵機器はレコーディング専用設計ではありませんし、そんなオモチャみたいな音質で作曲しても楽しくないですよね笑
せっかくならある程度のクオリティのものを作りたいですよね。
オーディオインターフェースは、機能によってさまざまなモデルがあります。値段もバラバラです。ではどんな種類があるのか見ていきましょう。
ケーブルの違い
オーディオインターフェースはデジタルケーブルでPCと接続します。そのケーブルのタイプが実は色々種類があります。お使いのPCの環境によって、適合するケーブルが若干変わったりするので要チェックですね。
- USBタイプ
- FireWireタイプ
- Thunderboltタイプ
USBケーブルしか使えないオーディオインターフェース、FireWireケーブルしか使えないオーディオインターフェースなど様々です。お使いのパソコンのポート部分を見てみて、どのケーブルが使えるのかチェックして、それに見合ったオーディオインターフェースを買わないといけません。
ちなみに、USBには2.0や3.0など更に種類が分かれていたり、FireWireにも400や800など分かれているので、その辺は細かくチェックして適合のものを買うようにしましょう。
inputやoutputの数の違い
オーディオインターフェースにはinputとoutputがあります。文字通り、入力と出力ですね。例えば、歌を録音する場合はinputにマイクを接続して、録った音を再生する場合はoutputにスピーカーやヘッドフォンを接続します。
この、inputとoutputの数も重要になってきます。
例えば、歌とギターを同時に録音したい場合は、歌+ギターで2つのinputが必要になります。歌とギターとベースを同時に録音したい場合は、歌+ギター+ベースで3つのinputが必要になります。
キーボードをスレテオ録音したい場合も、inputは2つ必要になりますね。
初心者ではあまりいないかもしれませんが、オーディオインターフェースにスピーカーを2機接続したいという場合は、outputは合計4つ必要になります。
ちなみに、inputとoutputは通常「チャンネル」という単位で呼びます。
「inputは2チャンネル欲しいなぁ」
「outputは4チャンネルで十分でしょ!」
こんな使い方ですね^^
話は少しそれてしまいましたが・・・
オーディオインターフェースを選ぶ際はこのチャンネル数もチェックしないといけません。機種によってチャンネル数はまちまちです。自分がどんな風に録音・再生したいかによって決めましょう。
絶対に必要なもの3 モニター
要するにヘッドフォンやスピーカーの事です。モニターが無いと再生しても音が出ないですからね^^;
これは新しく買わなくても既に持ってる人は多いんじゃないでしょうか?ヘッドフォンやイヤホンは持ってる人は多いですよね。
これも、最初のうちは特別高価なものじゃなくても大丈夫です。あまりにも粗悪なものでは話になりませんが、ある程度のものだったら十分モニターとして機能します。
ヘッドフォン・スピーカー共に1万円程度のもので十分だと思います。イヤホンだったら3千円程度でもいいと思います^^
あとは、普段音楽を聴き慣れているスピーカーやイヤホンを使うのがいいと思います。自分の作った曲がどんな音で再生されているか判断しやすいですからね。スピーカーもイヤホンもヘッドフォンも、機種によって音が全然違います。一番違いがはっきりしている機材じゃないでしょうか・・・。
絶対に必要なもの4 MIDIコントローラー
MIDIコントローラーとは、ドラムやピアノやシンセを打ち込んだりする時に使うものです。キーボードタイプのものが一般的ですね。
その他、再生や停止といったトランスポートボタンが付いているモデルもあり、PCと接続することによって色々なことをコントロールできます。
マウスを使ってポチポチと打ち込むことも可能ですが、MIDIコントローラーがあると圧倒的に作業効率がいいので絶対に必要と言ってもいいでしょう。
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絶対に必要なもの5 DAW(編集ソフト)
これも無かったら始まらないですね。録音・編集などすべてのことがこのDAWというソフトでできます。無料のものもありますが、たいていは有料のものをPCにインストールして使います。ではどんな編集ソフトがあるんでしょうか?
Pro Tools
これは業界標準のDAWソフトで、プロのレコーディングスタジオでもほぼ導入しています。安定性と音質面から広く愛されています。もちろん自宅の小規模なシステムにも導入可能です。Pro Toolsの使い方をマスターしたらレコーディングスタジオでも働けるかも!?なほど業界では定番のソフトですね。
Cubase
こちらもユーザーは多いソフトです。クリエイターの方が自宅で使っている場合が多いように思います。最初から入っているプラグインの種類や精度も良く、コストパフォーマンスに優れていると思います。今後もあまりプラグインを追加したくないという人はCubaseもいいかもしれません。
Logic Pro
mac専用のDAWです。アップルから購入可能です。こちらも昔から愛されるプロ仕様のDAWですね。業界では、LogicかPro Toolsかっていう時代もありました。
エイブルトン LIVE
着々とユーザーの数を増やしていますね。実は歴史はそれなりに長いDAWです。名前の通り、ライブで使う場合に特化した機能が豊富です。操作性もいいと評判です。
GarageBand
こちらは、macを買ったら最初から入っているDAWソフトですね。有料ですがiPhoneにインストールすることも可能です。手元でレコーディングできるんですから、すごい時代になりましたね・・・。
機能的にはLogicの簡易版といったところでしょうか。ソフト内の構造もよく似ています。とはいえ、基本的なことはこれ一つで全てできます。これから新しいPCを買おうと思ってるけど、予算的にDAWまで買ってる余裕はないっていう人は、macを買ってGarageBandを使うのもいいですね!
番外編
ここでは、絶対に必要までとは言わないけど、作りたい音楽によっては用意しないといけないものを紹介していきたいと思います。
- マイク
歌を録音したい場合は必ず必要になりますね。マイクは主に2種類あります。画像のようなコンデンサーマイクと、カラオケやライブなどでも使われる手に持って歌うタイプのダイナミックマイクです。マイクは歌の録音以外にも、アコギを録音したり、打楽器を録音したりする場合も必要ですね。お気に入りのコンデンサーマイクを一本持ってるだけでもかなり役立ちますよ。
参考:マイクロフォンの種類や構造について
- 楽器
打ち込みではなかなか表現できない楽器や、「生で演奏して録音したい!」という楽器は、当然ですが別途用意しないといけません。ギターは自分で弾きたい、ベースは自分で弾きたい、など色々とこだわりがあるでしょう。ピアノに関しては、生で演奏したくてもなかなか実物を買うのは大変だと思います。でも安心してください。最新技術で忠実にシミュレーションしたピアノ音源というソフトウェアが各社から発売されています。それを使えば、先ほど紹介したMIDIキーボードを使って演奏することによって生演奏さながらで録音ができます!
- マイクスタンド
マイクを使う場合必要ですね。意外と見落としがちなのがここ。マイクスタンドって重要です。アコギをマイクで録る場合はむしろ必須アイテムですね。でもまあ、マイクが必要ない人にとってはマイクスタンドも要らないので、こちらのカテゴリーに入れさせていただきました。
おすすめ初心者DTMセット
初心者の方は特に何を買ったらいいかわからないというのが最初の関門じゃないでしょうか・・・。
あまり本格的なものは必要ないけど、かといって粗悪品は買いたくない・・・
そんな方におすすめなのが、
PreSonus(プリソーナス)DTMセット
です!
こちら↓↓
プリソーナスはDTM業界(レコーディング業界)では超有名なメーカーですし、プロ機材もたくさんリリースしています。どこの国のメーカーなのかわからないようなものではないので安心ですね。品質も高いです。
私も個人的に商用スタジオのレコーディングでプリソーナスのマイクプリを使用したことがあります。音質もかなりクリアで品質の高さに驚いたことがあります。ガッツがある音というよりかは、とにかくクリーンでクリアな音質という印象でした。
しかも、このセット内容が半端じゃありません。
- マイク
- マイクケーブル
- オーディオインターフェイス
- ヘッドフォン
- DAWソフト
これだけ付属しています。お持ちのPCにインストールしたらすぐでにでもレコーディングを開始できてしまいますね!(お持ちのPCが適応環境のものか確認が必要です)
全てセットで3万円以下はまさに破格です。
高品質・低価格なので、初心者の方に真っ先におすすめできる商品です。
まとめ
いかがだったでしょうか?PCで作曲する場合に必ず揃えたいアイテムを4つに絞ってお話しさせていただきました。初心者の方は決して高級な機材を買う必要はありません。手軽に作曲を楽しみたいという人がほとんどでしょうし、高級な機材も使いこなせなかったらもったいないですからね・・・。
この記事を参考にあなたも今日から作曲ライフを満喫してみませんか?^^
必要な機材が揃ったらこちらの記事をチェック!!
パソコン(PC)を使った作曲って具体的にどんな作業をしてるの?仕組・内容を解説
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