私が所有している機材の紹介のコーナーです。
今回ご紹介するのは、
言わずと知れたミックス・マスタリングの最強の仲間
UAD-2です!
ちなみに、私が所有しているのはsatelliteというハードウェアのUAD-2システムです。
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目次
UAD-2とは?
そもそもUAD-2って何?っていう人も居ると思います。簡単に説明すると、ユニバーサルオーディオというアメリカの会社が開発したシステムで、世界中の有名な機材をモデリングした独自開発のプラグイン達をパソコンのCPUに負担をかけずに使うことができる機械です。パソコンのCPUの代わりにUAD-2という名のDSP装置が独自にプラグインの処理を行ってくれるんですね。パソコンのスペックに自信がない人には嬉しいですよね。
アナログ機材を高度な技術で忠実にシミュレーションしてプラグイン可していますので、そのサウンドはまさにアナログ!実機と比べても脚色が無いぐらい良くできたソフトウェアです。
UAD-2のラインナップ
実はUAD-2には種類があります。自分の環境に合ったUAD-2システムを導入する必要があるんですね。ではどんな種類があるのか詳しく見ていきましょう。
PCIe
こちらは、デスクトップのパソコン内部に差し込んで使うカード状のUAD-2システムとなります。PCIeカードといって、パソコンの中身に別の処理装置を追加するという発想のものです。ちなみにPCIe拡張シャーシというものを使えば、PCIe版のUAD-2をiMacやノートパソコンでも使用できますがあまり現実的ではないのか導入している人は少ないですね。
satellite
iMacやノートパソコンを使っている人は、通常UAD-2 satelliteを導入しますね。私が持っているUAD-2もこのsatelliteタイプです。箱のようなデザインをしている機械で、パソコンへの接続はFireWire、USB、Thunderboltと各種ケーブルが使えるようになっています。FireWire対応、USB対応、Thunderbolt対応のUAD-2 satelliteが売ってるので、自分の環境に合ったものを選ぶ必要があります。
番外編 オーディオインターフェイスのApollo
こちらはちょっと番外編的な扱いになりますが、ユニバーサルオーディオはApolloというオーディオインターフェイスも発売しています。このオーディオインターフェイスは、UAD-2が内蔵されています。オーディオインターフェイスとUAD-2を同時に使うことができるので便利ですね。UAD-2も欲しくて、さらにオーディオインターフェイスを新調しようと思っている人はApolloを買えば一台で済みますね!
UAD-2のすごさ・おすすめプラグインについてレビュー
こちらは私の所有しているUAD-2 satelliteのFIrewireタイプのものです。
さて、実際にどんなところがすごいのかという部分を詳しくお話していきたいと思います。
すごいところ、まずはそのサウンドです!
私がよく使っているUAD-2プラグインの一つに1176というコンプレッサーがありますが、こちらはもちろん実機も使ったことはありますが、実機さながらといったサウンドでびっくりしました。通すだけで音が太くなると言いますが、アナログ感が増えて音がモッチリとします。
他のメーカーでも1176をモデリングしたプラグインは沢山発売されていますが、実機の生みの親であるユニバーサルオーディオが開発したこの1176は別格といった感じです!
プラグインを開いた時の見た目もかなりテンション上がります!この辺も地味ですがポイント高い部分だと思います。やる気にさせてくれるのはありがたいですね。
あとおすすめのプラグインとしましては、
スチューダーの名機をシミュレーションしたA800というテープシミュレーターですね。これはすごいです!音が激変するようなプラグインではないですが、テープ独特のコンプ感というか、ザラザラ感というか、使える場面がかなり多いです。実機は高価すぎてアマチュアの方には絶対に使えないと思いますが、こうしてプラグインとして手軽に使えるのは本当に良い時代になったなぁという感じですね。
APIのチャンネルストリップもおすすめです。これはまさにAPIといった感じで、EQのかかり具合にガッツがあってかなり明るい音色に変化します。ロック系のボーカルやドラムに差し込むとザクっとした質感になってかっこよくなりますよ。
まとめ
何でもソフト上でできてしまう時代になりましたが、私みたいな職業をしているものにとっては便利になることは嬉しいことですね。UAD-2はとても頼りになる仲間です。
機会があれば他のUAD-2プラグインについてもレビューをしていきたいと思いますのでお楽しみに!
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