今回は、個人的に所有している機材の紹介をしてみようかなと思います。
興味ない人には興味ないかもしれませんが、
興味ある人には興味ある内容かと思います笑^^;
興味ない人も、
「レコーディングではこういう機材を使うんだなぁ」
と思って頂ければ幸いです^^
万能コンプレッサー dbx 162slとは
これが私が所有している162slです。かなり鮮やかな紫色をしています・・・。綺麗ですね。
コンプレッサーで有名なdbx社が開発した高級機ですね。
コンプレッサーって何?って方は、↓こちらの記事でも説明してるのでよかったら見てみて下さい。
音楽が生まれて市販されるまでの流れを詳しく解説しようと思います。
現在は生産終了となっている貴重なモデルです。
プロのレコーディングスタジオでも使われる高級機材だけあって、その見た目の豪華さ、操作性、音質は抜群です。dbxの他のコンプレッサーとは違いかなり丁寧に作り込まれている印象を受けます。
dbx 162slってどんな音?
さて、実際にどんな音がするんでしょう。個人的感想をインプレッションしていきたいと思います。
まず、音を通した瞬間分かりますが、かなりクリアな音質です。クッキリ、カッキリといった感じですね。土臭くワイルドに変化するタイプのコンプレッサー(UREI 1176など)もありますが、これはそれらとは真逆の印象です。この時点で使える幅は広いですね!
実際に音をコンプレッションさせていくと、とても気持ちいい音に変化します。クッキリさは保ちつつ、ちゃんとコンプとしての仕事をしてくれます。歪んだり潰れたりというのが無いです。この辺は流石高級機!といった感じですね。
うっすらとかけても、過激にかけても、どちらも綺麗な音を保ってくれるのでとても頼もしいやつです!
操作パネルは、
- スレッショルド
- アタック
- リリース
- レシオ
- アウトプット
- リミッター
と、コンプレッサーとしては全てを揃えている感じですね。
これだけあれば操作に困ることはまずありません。
ボーカルやスネアにこのコンプを使うことは多いですが、あまりマイク慣れしていないボーカルさんの場合だと、発声ムラが結構あったりして大変なんですが、そういうときはこのコンプをガッツリとかけます。
先ほども言いましたが、ガッツリと過激にかけても音が変に潰れないので助かります。むしろ、クッキリシャキっとした音質になって音が太くなります。
音の輪郭がバチっと決まる感じですね。
スネアにも相性抜群です。
ピークを抑える程度に軽くかけても音がくっきりしますし、過激にかけても「ストォーン」というご機嫌なスネアサウンドになります。
マスタリングにも使える?
このコンプ、ステレオ仕様になってるのでマスタリングにも使えると思います。私はあまりマスタリングでは使いませんが、今後色々テストしてみようと思ってます。
本体中央にある「STEREO」ボタンを押すと、ステレオリンク仕様になります。ステレオリンク仕様になると、左側のコンプパネルのみで操作できるようになります。
左側で作ったコンプ設定がLR両方にかかるわけですね。
マスタリング以外でも、例えばドラムをまとめたステレオトラックにこれをかけるとかっこいいドラムサウンドが出来上がります。ドラムの個別パーツにかけるよりももしかしたら全体にかける方が多いかもしれません。
まとめ
今回は商品レビューということでdbx 162slについてお話してきましたが、今後も所有の機材についてどんどんレビューをしていきたいと思いますのでよろしくお願いします^^