この時期になると街はクリスマスムード一色ですよね。イルミネーションも多く、気分がウキウキしてしまいます。子供のころの気持ちに戻ってしまうというかなんというか。
子供のころのクリスマスと言えば、やっぱりサンタクロースでした。プレゼントをくれる優しいおじいさんっていうイメージですね。
大人になると、恋人とのロマンチックな時間だったり、綺麗なイルミネーションだったり、そういう楽しみ方に変わりますが、子供はやっぱり単純!サンタさん!サンタさん!と言っていた頃を思い出します^^;
今回はそんなサンタクロースを掘り下げてみたいと思います。
目次
サンタクロースって誰?なんでクリスマスと関係があるの?
昔からずっと不思議に思っていました。クリスマス=キリストの誕生日と、サンタクロースというおじいさんは何が関係あるの?と。
キリスト教とあのおじいさんは何か関係があるんでしょうか?
実はあるんです。
サンタクロースは、現在で言うトルコにいた司教ニコラウスだと言われています。司教というのは、カトリックに仕えている牧師さんみたいなものだと思って頂ければOKです。
この時点で既にキリスト教と関係がありますね!
ニコラウスは普段から貧しい人を助けたりしていたそうです。子供にプレゼントをしたりして人気者だったようです。
ある時、貧乏過ぎて自分の娘を手放さないといけない家があったそうですが、ニコラウスはその家にあった靴下の中にこっそり金貨を入れて助けてあげたそうです。そこから、サンタクロースがクリスマスに靴下にプレゼントを入れるという伝説が広がっていったとされています。
イエスキリストが生まれた時にある人達がプレゼントを持ってきてくれたという伝説がありますが、その伝説とニコラウスの伝説が結びついて、クリスマスにはサンタクロースがプレゼントを持ってきてくれるという風になったんですね。
また、クリスマス(12月25日)と、ニコラウスの命日(12月6日)が割と近いのも、クリスマス=サンタクロースになっている所以かもしれませんね。ちなみに、ヨーロッパでは12月6日に聖ニコラウス祭というものがあり、地元の子供はその日もプレゼントをゲットできる風習があるようです。
サンタクロースとコカ・コーラの関係について
サンタクロースと言えばあの赤い衣装ですよね。実はこれはコカ・コーラ社の広告から定着したものなんです。
1931年に、コーラを売り出すキャンペーンのためサンタクロースが起用されました。コカ・コーラ社のイメージカラーである赤を前面にアピールするためにサンタクロースに赤い衣装を着せたんですね。
それまでのサンタクロースは、もちろん赤い衣装もありましたが、他の色(青など)の衣装も着ていました。絵本に登場するサンタクロースは色々な色の衣装を身にまとってました。
サンタクロース=赤
と定着させたのはコカ・コーラ社ということで間違いなさそうですね。
日本はいつからサンタクロースが登場した?
日本にサンタクロースが登場したのは意外にも古いです。1870年代には既に日本で広告に起用されていました。
しかも、1920年代にはクリスマスは既に恒例の行事になっていたそうです。意外で驚きです。日本も戦前からクリスマスを楽しんでたんですね。
私のおばあちゃんもおじいちゃんも、子供のころはサンタクロースを楽しみにしてたんだなぁと思うと面白いですねー^^
まとめ
諸説はありますが、サンタクロースについて少し勉強になりましたね!今年はイブが土曜日でクリスマス本番が日曜日なので、街は余計ににぎやかになりそうです^^
そんな私は仕事ですが・・・笑
楽しそうな人たちを眺めながらさみしく過ごしたいと思います。