みなさんは、アフリカのマラウイという国はご存知だろうか。
(正式名称:マラウイ共和国)
日本では知っている人の方が少ないですよね・・・。失礼ですが「超マイナー」です(^^;)
でも、色々知ってみるとなかなか面白い国なんですよ!今回はそんなマラウイについて詳しくご紹介していきたいと思います。
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目次
マラウイという国
マラウイは、アフリカの南東に位置する縦に長い国です。タンザニアなんかと近いですね。名物のマラウイ湖は国土の5分の1を占めています。
マラウイの概要
国名:マラウイ共和国
首都:リロングウェ
面積:12万平方キロメートル(北海道+九州ほど)
言語:チェワ語、英語が公用語
通貨:マラウイ・クワチャ(1円=約7MWK)
宗教:75%がキリスト教
民族:チェワ族、トゥンブーカ族、ンゴニ族、ヤオ族
人口:1700万人
マラウイの治安について
外務省の発表によると、マラウイという国自体の治安はそんなに悪くないようです。警戒レベルで言うと最低の1です。これは「十分注意してください」止まりのものですね。
ただ、首都のリロングウェになると治安も多少悪くなってしまうようです。やっぱり人が多くなるとその分治安も悪くなるんですね。どの国でも一緒ですが。
マラウイの人々の食生活
マラウイの主食は、ンシマと呼ばれるものです。
我々日本人からしたら「ん」から始まる言葉があるのがびっくりですよね笑
ンシマは、トウモロコシの粉をお湯で練って作ったものです。ザンビア料理などでも有名で、アフリカの食べ物としては割とポピュラーですよね。
白くふんわりとしたお餅みたいな見た目で、日本人でも抵抗なく食べることができそうな感じです!そんなンシマと、魚・牛肉・鶏肉・野菜などを一緒に食べます。聞いたところによると、その辺に居るネズミも捕まえて食べちゃうそうです・・・。日本では信じられませんよね。
マラウイの主要産業
農業では、綿花、コーヒー、たばこ、お茶、ナッツといった感じで、アフリカとしては定番的なものになっていますね。
工業では、繊維、靴、石鹸、マッチ、ビールなどが主要産業になっています。靴!?って思いましたけど笑。靴が主要産業の中に入っているということは、あまり工業は得意じゃないのかなって思ってしまいますね。
マラウイの国旗の意味
マラウイの国旗はこんな感じです。結構かっこいいですよね!
この柄や色合いには意味があるそうです。
太陽・・・アフリカ大陸の希望と自由の夜明けを表現
黒・・・アフリカ国民を表現
赤・・・自由のための殉教者を表現
緑・・・マラウイの自然を表現
少しジャマイカの国旗と似てませんか?(^^;)
色合いがビビットではっきりしていてかっこいいですね!
マラウイと日本の関係
あまり日本人には馴染みがないマラウイという国ですが、意外にも交流はちょこちょこあるようです。主に、日本からマラウイに対しての支援系が中心ですが。
日本の支援実績
調べたところによると、2014年までの累計になりますが、
2014年 無償資金協力 8億円
2014年 技術協力実績 16億円
などあるようです。こうしてみると結構協力してるんですね・・・。マラウイで橋なんかも作ってあげているようですよ。日本の技術が貧しい国でも役に立ってるって嬉しい反面、「その何十億あれば自国をもう少し良くしてくれよ!」とも思いますが・・・。外国に投資する方が日本にとっても有益なこともあるでしょうし一概には言えませんね。
日本に居るマラウイ人、マラウイに居る日本人の数
日本に居るマラウイ人=66名(2015年法務省統計)
マラウイに居る日本人=181名(2015年外務省統計)
こうして見ると、日本人結構マラウイに居るんですね!181人も!多いと思ってしまいましたが、他の国と比べると少ないんでしょうね。
なんといってもマラウイ湖が名物!
マラウイと言えば、アフリカで3番目に大きい湖、マラウイ湖が有名ですよね。国土の5分の1を占めている巨大な湖で、魚もよく獲れるそうです。
ちなみに、縦に約560km、横に約75kmという超縦長の湖となっていて、面積は約3万平方キロメートルです。これは、日本で言うと九州に届きそうなほどの大きさを誇ります!
ワニやカバといったアフリカンな野生動物も生息しているそうなので、見物できるならしたいものですね!
まとめ
以上、マラウイについて色々と調べてみましたが、結論を言うと、
旅行も行ける!
と思います。
もちろん、治安が悪いところもありますし、衛生面で心配な部分はあるので自己防衛は必要ですが、いわゆる危険地帯というわけではないので、他の国と同様に普通に旅行を楽しむことが出来ると思います(^^)
ちなみに、上記でマラウイは危険レベル1です!という風に紹介しましたが、これはロシアと同じ数値です。外務省が発表している危険レベル数値のことですね。(2017年3月8日時点)
ロシアに普通に旅行に行けるぐらいの人なら、マラウイも普通に行けるんじゃないでしょうか(^^)
ま、気候や人柄など、その他色々な環境はロシアと違いますが・・・。
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