世の中には数え切れないほどアマチュアミュージシャンと呼ばれる方はいますね。自分でバンドを組んでライブ活動をしたり、シンガーソングライターとして自作CDを販売したり。いちプレーヤーとして、色々なバンドの助っ人として活動したり。
そのほとんどは、一生音楽活動を続けていません
色々な理由があると思います。
- 家族ができて時間がない
- 仕事が忙しい
- お金がない
- 音楽は儲からない
- 音楽で食べていくことができない
- 音楽すること自体楽しくなくなった
などなど。
今回は、最後の部分「音楽すること自体楽しくなくなった」という人に焦点を当てて、
どうやったら一生楽しく音楽活動をしていくことができるの?
という部分を私の精神論を交えてお話ししたいと思います。私も今まで音楽活動をしてきて、実際に音楽の仕事もしたので、この部分は嫌ってほど見てきましたし、多少なりとも理解は深まっているとおもうので、悩んでる方にきっと役立つと思います!
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目次
音楽が楽しくなくなる理由
まずは、
どうして音楽活動をするのが楽しくなくなってしまうのか?
と言う部分をお話ししていきたいと思います。
色々理由はあります。順番に紹介していきます。
①プレッシャーとの戦いに疲れてしまう
こちらがまず挙げられるかと思います。
ここでのプレッシャーは、「売れなきゃ」「成功しなきゃ」などの類のもです。これって結構苦しめるんですよね。
音楽をやるからには、成功してビッグになるんだ!と夢を持つ人は多いですが、この「成功しなきゃ」という気持ちが強い人は、そのプレッシャーから音楽をすること自体が楽しくなくなってしまいやすいです。
元々は楽しくて始めた音楽。楽しくてしょうがなかったはずです。常にギターの写真を見たり、ピアノの写真を見たり、楽譜を見たり、時には自分がライブしている様を想像して興奮したり・・・。そういった初期衝動が「成功しなきゃ」というプレッシャーによって押しつぶされてしまうのです。
そういうプレッシャーは、自分のプレイや作詞に対して必要以上にコンプレックスを溜め込んでしまうという現象が起きてしまいます。「なんでこんなに下手くそなんだろう」「これじゃ売れるわけない」などと妄想し、どんどん悪い方向にいきます。
また、頑張ってみんなに知ってもらおうと色々な活動をすると思いますが、その中でつまづいてしまうとそれがストレスになりやすいです。頑張っても頑張ってもライブにお客さんが来ない・・・などそうですね。
あまりにもストレスやコンプレックスを溜め込んでしまうと、音楽自体がつまらなくなってしまいますよね。最初あんなに楽しかったのに、いつのまにかつまらないものになってしまうのです。
②単純に飽きた
単純ですが、これもよく考えられますね。
最初は夢中になってた音楽ですが、ある程度テクニックも上がってくると、「なーんだ、こんなもんか」という感じで飽きてしまうんです。
これは、飽きやすいタイプは気をつけたほうがいいかもしれませんね。
最初から高い楽器を購入して始めたはいいものの、すぐに飽きてしまって楽器は部屋の隅っこで誇りを被っているっていうパターンです。
楽器代が無駄になってしまいますね。。。
ただ、これは
そもそも最初から真剣じゃなかったんじゃない?
ということも言えるかもしれません。
飽きっぽい人は、興味あることはとりあえず初めてみて、飽きたら次に興味あることに飛びついて・・・といった感じで、どんどん趣味を変えていきやすいです。
こういう人は、音楽を始めた衝動も、そんなに本気ではなかった可能性もあります。なんとなく「おもしろそうだなー」程度の感情で始めたのかもしれませんね。
③レッスンで恐怖心を植えつけられた
楽器を始める時に、最初レッスンに通うという人も多いかと思いますが、ここでつまづく人も意外に多いです。
レッスン中、先生に厳しく指導されすぎた
こういう人は、音楽を演奏すること自体に恐怖心というか強迫観念が生じてしまいます。これでは楽しく音楽を続けることはできないですよね。
そう、音楽は楽しむものです!
厳しすぎる指導は考えものだと私は考えています。色々意見はあると思いますが、芸術分野ではスパルタ教育は必要ないと考えています。
もちろん、スパルタ教育によって腕を磨き、世界に通用するプレーヤーになった人もたくさんいます。
しかし、その人はその人です。恐怖心によってトラウマになってしまう人のほうが圧倒的に多いです。
もし、その辺の耐性がない人は、新しくレッスンを始める前に教室選び・先生選びは慎重に行いましょう。
音楽を楽しく続けつコツとは?
以上の、音楽が楽しくなくなってしまう理由をしっかりチェックしたら、おのずと対策が見えてきますよね。
基本的には、以上の内容に注意したらいいのです。
あとは、もっとも重要なことは、
初期衝動を保つこと!
これにつきますね。
慣れてきたらなかなか難しいことですが、トップミュージシャンもこの初期衝動というのは常に保っておこうとしている人は多いです。
それほど、音楽を楽しく続けるには重要な要素になります。
最初は楽しくてしょうがなかった音楽、その気持ちをいつまでも忘れないようにしたいですね。
どうやったら初期衝動を忘れずにいれるの?
これは私の個人的な考えですが、初期衝動を忘れないためには、楽器やその他機材への愛を忘れないことだと思います。
音楽を始めた当初は、楽器についてとても興味を持ったと思います。すこしでも手垢がついたらすぐに拭いたり^^;(まあ人にもよるとおもいますが・・・)
そういった気持ちはとても大切です。
楽器について常にアンテナを張って、愛をもって接することで、初期衝動を忘れないことはできると思います。
そして、世の中にはどんな楽器があるのか(自分が使ってる楽器がギターならギター)、ネットなどで写真を見たりして常に意識しておくのもいいと思います。
「へーこんなかっこいいのがあるんだ!」
という新しい発見もあるかもしれませんよ^^
楽器自体に興味を持ち続けるということは、初期衝動を常に思い出す行為だと言えると思います。この少年・少女のような気持ちを忘れないで欲しいですね!
そもそも、音楽は年齢や身分関係なく誰でも楽しめるもの!
ここで基本的なことを思い出してみましょう。
若いうちに売れなきゃ!ってことで、プレッシャーを抱えて音楽がつまらなくなってしまうという話は上記でしましたが、
そういう人たちにとっては少し酷かもしれませんが、
音楽活動は必ず売れないといけないわけじゃない!
何歳になっても楽しく音楽活動できるよ!
ということを言いたいです。
それじゃ意味ないんだよ!という人もいると思いますが(私もそうだったのでわかります・・・)、音楽がつまらなくなってしまうよりはいいです!
きっぱり夢は諦めて、楽しく続けるという方向にシフトチェンジするのもいいかもしれません。
よくある話ですが、趣味として音楽をやるスタイルに切り替えたらめちゃくちゃ楽しくなった!というう人は多いですよ。
そもそも大昔は、音楽家といえば、一部の人以外ほとんどは路上で演奏してその日の銭を稼ぐという人たちでした。
なので、音楽で稼げないで当然!という気持ちを持つのも大切です。音楽は好きだからやっている、お金のためじゃない、という風に切り替えたら一気に楽しくなると思いますよ。
まとめ
私も音楽を今でも続けている身として、1人でも多くの方に楽しく音楽を続けて欲しいのです。この記事が悩んでいる人の参考になれれば幸いです^^
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