寒暖差(気温差)が激しいと体調を崩す理由は?

 

本日2017年1月30日は、関東地方は最高気温20℃ぐらいになるそうですね。
4月並の温かさになるらしいんですが、こういう時、前から疑問に思ってたことがあるんです。

天気予報とか見ていると、

「寒暖差が激しいので体調を壊さないようにお気を付けください」

などと、お天気お姉さんなんかが言ってますよね。これ違和感ありませんか?^^;

まず、どうして気温差があると体調を壊すのかが分からないし(個人的に気温差で体調壊した記憶が無い)、そもそも冬は、自宅もオフィスもお店も暖房が入っているし、そういう意味では現代人は日常茶飯事で寒暖差を体験しているわけで、冬場の外気温が暖かかったり寒かったりの差が激しい時だけ「体調を崩さないように」というのはおかしいんじゃないかと。

野生の動物なら一日中外にいるので外気温の激しい変化で体調を壊してしまいやすいっていうのは分かりますが、我々現代人はずっと外で過ごしているわけじゃないし、外気温の変化が激しいからと言ってそんなに関係あるか!?と思ってしまいます。

「最近、気温の寒暖差が激しいので体調を崩さないように注意して」

というより、

「ほぼオールシーズン(特に夏と冬)、外と部屋の気温差が激しいので、一年中気を付けましょう」

という方が正しいんじゃないかと。

なんだか愚痴っぽくなってきたのでそろそろ本題に。

疑問を解決すべく色々調べてみました。

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寒暖差(気温差)が激しいとどうして体調を崩すの?

まずはこのテーマからですね。

寒暖差があると、どういうメカニズムで体調がわるくなってしまうんでしょうか。それは我々哺乳類特有の機能に関係があるようです。

我々哺乳類は、体内の様々なバランスを一定に保とうとする機能が備わっています。寒暖差など、多少の環境の変化があっても身体がおかしくならないように対応してくれる機能ですね。

この機能のことを恒常性機能と言います。

恒常性機能が働くことによって、体温・血圧の安定、菌やウィルスへの抵抗などの助けになっています。

気温が緩やかに変化していく分には、身体も徐々に慣れていって恒常性機能も正常に働きますが、急に気温が下がったり上がったりすると、恒常性機能が頑張り過ぎちゃって身体にかなりの負担をかけてしまうんですね。

具体的にどういう負担かというと、
寒暖が激しいと自律神経の切り替えも激しく行わないといけなくなり、必要以上に体力をつかってしまうといった感じですね。頑張り過ぎ自律神経!

こうした負担が重なると、ダルさ、めまい、風邪やインフルエンザを発症してしまいやすくなるなど、体調を壊してしまう結果になってしまいます。

うむ、寒暖差が激しいと体調を壊してしまうというメカニズムはわかりましたね。では次。

 

寒暖差による体調不良はどんな症状がある?

寒暖差が激しいと体調を崩すことがあるというのは分かったけど、具体的にどんな症状があるの?と気になってしまいます。なぜなら、冒頭でもお話しましたが、私は今まで「あー、寒暖差で体調壊したなー」と思ったことが無いからです・・・。今後の為にも具体的にどんな症状があるのか知っておきたかったのです。

  • めまい
  • 寒気
  • 免疫力の低下(風邪やインフルエンザの発症)
  • だるさ
  • 目の疲れ
  • 肩こり
  • 皮膚のかゆみ

ふむふむ。結構ありますね。

 

部屋と外の気温差が激しいのは問題ないの?

実は、個人的にこれが一番気になってました。天気予報で「最近、外の寒暖差が激しいので体調崩さないように気を付けましょう」などと言うけど、じゃあエアコンをガンガンに使ってる部屋と外の気温の差が激しいのは問題ないのか!?え?と。

冒頭でも申し上げましたが、それを言うならオールシーズン気温の激しい差による体調管理をしないといけないことになりますよね。いつも気を付けてないといけないことになりますよね。

結論を言いますと、部屋と外の温度差も問題ありとのことです。

あ、そうなんですね。

え、じゃあ天気予報で「最近、外の寒暖差が激しいので体調崩さないように気を付けましょう」っていうのが益々謎じゃないですか?笑

いやむしろ、
今日みたいに1月としてはかなり暖かい日(最高気温約20℃)の方が、部屋と外との寒暖差があまり無いってことなので、普通に寒い冬の日より気を付けなくてもいいってことじゃないんですか?

ということは・・・

お天気お姉さんがよく言う

「最近、外の寒暖差が激しいので体調崩さないように気を付けましょう」

この言葉、
基本的に毎日外で過ごしている路上生活者にしか有効じゃないんじゃないですかね。

路上生活者はテレビを見る機会というのは少なそうですし、天気予報でこぞって「最近、外の寒暖差が激しいので体調崩さないように気を付けましょう」と言うのはあまり効果が無いんじゃ・・・・。

 

まとめ

以上、細かい小言をぐちぐちとねちねちと言ってしまいましたが。お天気お姉さんが視聴者の体調まで気を遣ってくれるというのは素晴らしいことですよね。こんなちっぽけなことで小言を言っている私なんかに比べたら遥かに優れた人間です。

みなさん、激しい寒暖差で体調を壊してしまわないよう毎日お気をつけください!

 

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